巨人・大竹背信4回KO…チームの地方連勝止めた 高橋監督もあきれ顔

 「ヤクルト4-2巨人」(28日、福島県営あづま球場)

 悔いの残る福島の夜となった。巨人・大竹寛が4回4安打4失点KO。チームが今年3戦全勝だった地方球場で敗れ、自身4敗目を喫した。高橋監督は「同じことを聞かれて同じことを答えてる感じ。四球とかもったいないですよね」と、あきれたような表情を浮かべた。

 三回までは山田の先制ソロのみに抑えたが、四回に崩れた。先頭・上田に中前打を許すと、続く山田と2死後の大引への四球で満塁。藤井、西田の連打で3点を献上した右腕は「踏ん張りきれなかった。悔しい」と肩を落とした。

 今季は5月10日を最後に勝ちがなく、その後2軍落ちも経験した背番号17。今後降格の可能性について尾花投手コーチは「これから考えます」と話した。現在借金は8。完済への道は険しい。

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