重光武雄氏を取締役から外す案も ロッテHD株主総会

 創業一族間で経営権を巡る争いが続くロッテホールディングス(HD、東京)は24日、東京都内で株主総会を開いた。会社側は創業者で球団オーナーの重光武雄氏(94)を取締役候補から外す取締役選任議案を提案。

 可決されれば、持ち株会社化前のロッテ時代から約70年続いた武雄氏の取締役在任が終わる。一連の争いで、副会長の座を追われた創業者長男の宏之氏(63)は自身や武雄氏らを選任する株主提案をしており、現在、実質的にグループを率いる創業者次男の昭夫副会長(62)=球団オーナー代行=に対抗する構えだ。総会の進行は非公表。

 宏之氏は2015年1月にロッテHDの副会長を解任された。経営復帰を目指し、これまで2回の株主提案をしているが、いずれも退けられている。

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