42歳、中日・岩瀬 3年ぶりセーブで最多記録更新403S

 「巨人0-1中日」(23日、東京ドーム)

 最後に頼れるのはこの男しかいなかった。中日の岩瀬が九回2死一、二塁のピンチで登板し、冷静にしのいだ。2014年7月以来の通算403セーブ目。自身のプロ野球最多セーブ記録を更新した現役最年長の42歳左腕は「久しぶりにいろいろなものを背負った。緊張感がありました」と安どの表情だった。

 1-0の九回。守護神・田島が四球と安打で走者を2人出した後でマウンドへ。それでも「開き直りもあった」と代打・亀井に初球はスライダーで空振り。2球目を低めに外し、最後は外角速球で二ゴロに仕留めた。

 森監督は今季セットアッパーを務める岩瀬に最後を託した理由を「亀井が残っているのも分かっていた。投手コーチとは岩瀬もあるという話はしていた。嫌な胸騒ぎがあったから思い切っていこうとなった」と説明した。

 14年に左肘を故障し、苦しいシーズンを経て進退を懸けて臨んだ今季はこれで12戦連続無失点。数々の記録を塗り替えた鉄腕はこれで934試合目の登板となり、歴代最多登板記録の949にあと15と迫った。

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