日本ハム・中田ぶ然 先制アーチも「意味がない」

 「交流戦、ヤクルト8-5日本ハム」(16日、神宮球場)

 先制アーチも勝利につながらず、喜べるはずもなかった。日本ハム・中田は「勝ちにつながらないと意味がない。もったいない負け」。3連勝を逃した悔しさをあらわにした。

 二回。星の147キロ直球をフルスイング。鋭い弾道で左中間席へ突き刺した。「まさか入るとは思わなかった。この球場だから」と謙そん。主砲の一撃を起点に5点を奪うも、八回にリリーフ陣が崩れ、逆転負け。借金は再び10となった。

 13日の中日戦から4戦3発と打撃の状態は上向きだが、体調は万全ではない。15日に起床後、首痛を訴え、電気マッサージや針治療などを行いながらの出場。「残り2試合勝って、札幌に帰りたい」。残る交流戦、豪快なアーチを飛ばして、リーグ戦再開に弾みをつける。

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