ロッテ新外国人ペーニャ「二刀流」バットで準備万全

 ロッテの新外国人、ウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が12日、ZOZOマリンで“自主トレ”を行った。球場で汗をかいた後、向かったのは隣接する室内練習場。来日3日目でフリー打撃に取り組んだ。

 「ずっと練習してきた」と話す通り、“重め残り”は感じさせない。約30分間にわたって鋭いスイングで打球を飛ばした。

 「準備は万全さ。問題はビザがいつ取れるかだ。明日にでも出たい。チームが勝つために来た。心配はない」

 手には2本のバット。1本は32・5オンス(約921グラム)で速球派用、もう1本は34・5オンス(約978グラム)で遅いボールを操る技巧派用で、まさしく「二刀流」だ。視察した山下野手総合兼打撃コーチは「パワフルで迫力がある。シャープだしね。楽しみだな」と期待を寄せた。

 2軍戦を経るか、いきなりの1軍デビューかは、伊東監督と本人の話し合い次第。日本在籍4年間で71本塁打の陽気なドミニカンが間もなく登場する。

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