オリックス6連勝 T岡田13号3ラン 交流戦無敗で堅首

 「交流戦、巨人4-5オリックス」(3日、東京ドーム)

 セ防御率No.1左腕も今のオリックスには敵ではなかった。初回から田口に襲いかかる。先頭武田の中前打やヒットエンドランなどで1死一、三塁とすると、小谷野の二ゴロで簡単に1点先取。これだけでは終わらない。

 中島が遊撃内野安打でつないで一、三塁からT-岡田。カウント2-1から内角高めの直球を豪快に振り抜いた。G党の悲鳴が充満する右中間席に飛び込む3ランだ。T-岡田は「甘い球を狙ってそれに対応できました。自分だけが蚊帳の外みたいな感じでイヤでしたからね」と笑った。

 前夜は九回2死から3点差を追いつく劇勝で5連勝。だが、主砲は連勝の間、わずか2安打で0打点。4番の座も奪われていた。存在感を示すためにも絶対に打たなければいけない試合だった。福良監督も「田口相手では難しいかなと思っていたけどね。T-岡田がいいところで打ってくれた。大きかったですね」と絶賛した。

 今季2度目の6連勝。巨人戦は2011年5月22、23日以来、6年ぶりの連勝で交流戦はいまだ無敗。T-岡田は「まだミスがある。もっともっといい内容の試合をやっていきたい」と選手会長らしく浮かれるところはなかった。

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