楽天、スタメン6人入れ替えても圧勝 4連勝で貯金20
「交流戦、楽天6-0巨人」(31日、Koboパーク宮城)
連夜のG倒だ。打線を大幅に組み替えて臨み、起用された者たちが仕事を果たした。楽天が日本一に輝いた2013年以来となる貯金20に到達した。
勝利を演出したのは、前夜スタメンから外れたアマダーと今江のバットだった。三回1死一、三塁からウィーラーの適時打で先制し、なおも一、三塁で巨漢助っ人が左前にはじき返して2点目。今江も適時二塁打で追加点を奪った。
この日は、茂木、島内、嶋のレギュラーを休養させた。梨田監督の方針で、今季は定期的に休養日を設けている。この先、何より怖いのは故障離脱者。「疲れたり無理をしている選手もいるし、(スタメンを変えるのは)モチベーションを保つのにも大事なこと」と指揮官。2戦連発のウィーラー、今季2本目の場外弾を放ったペゲーロも光ったが、選手層の厚みが際立った。
44試合目で貯金20の大台に到達し「まだまだ先は長い。どこかで足をすくわれないように、ミスのない野球をしていきたい」と梨田監督は気を引き締めた。