「交流戦、日本ハム０－３ＤｅＮＡ」（３０日、札幌ドーム）

　リーグ戦の不調を象徴する展開となった。通算１６０勝、日本ハムにとって２年連続勝ち越し中と得意の交流戦だが、今季５度目の完封負けで３連敗。初戦を落とした栗山監督は「点を取らないと試合には勝てない」と唇をかんだ。

　初回から得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ない。初回１死二塁から近藤、中田が凡退。二回１死二、三塁の好機でも１点も奪えず。ＤｅＮＡ投手陣の継投にかわされ、４度の得点圏で１人も走者をかえせなかった。

　首位・楽天とは１４ゲーム差となり５位転落。栗山監督は「こういう状況になったら、名前は関係ない。いい人に投げてもらう」と２戦目先発に斎藤佑を指名。敗戦後は「信じてます」と、流れを変える投球に期待した。