巨人完敗…苦手カープに今季1勝8敗 高橋監督も苦悩、投壊9戦63失点

 「巨人2-7広島」(26日、東京ドーム)

 1週間ぶりに戻った本拠地に、G党のため息が充満した。攻守に精彩を欠き、広島戦5連敗。今季の対戦成績も1勝8敗と圧倒され、巨人・高橋由伸監督(42)は苦しい胸中を口にした。

 「負けるにしても何とか接戦にして、最後にワンチャンスという形にもっていかないと。終盤、守備などのミスで差がつく試合が多くなっている。選手も頑張らないといけないし、われわれももっと指導していかないといけない」

 広島先発の岡田に対し、序盤に2度の併殺打などで主導権を奪えぬまま四回に先制を許し、六回に突き放された。4点を追う八回の守りではベテランの阿部、脇谷が失策を犯し、失点に直結。今季の広島戦は9試合で63失点。この日も力の差を見せつけられた。

 長嶋茂雄終身名誉監督が見守る前での惨敗。四回の第2打席で15打席ぶりに安打を放った阿部は「守備で足を引っ張っちゃったからな。カープに勝ちてえなあ」と険しい表情で球場を後にした。対戦はまだ多く残る。意地をぶつけなければ、V奪回はおぼつかない。

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