東海大相模・安里、逆転呼ぶ好救援「厳しい状況で抑えられた」

 「春季高校野球関東大会・準決勝、東海大相模5-4作新学院」(23日、水戸市民球場)

 東海大相模が延長戦を制し、決勝に進んだ。今大会初登板となったプロ注目の最速141キロ左腕・安里(あさと)海投手(3年)が、阪神など2球団のスカウトの前で4回2/3を2安打無失点、5奪三振の好救援。逆転勝ちを呼び込んだ。

 六回1死満塁でマウンドへ。直後に2点適時二塁打こそ浴びたが、キレのいい直球とスライダーで傷口を最小減にとどめ、流れを変えた。打線が九回に3点差を追いつくと、十回のタイブレークも無失点。その裏のサヨナラ劇につなげた。

 昨秋に左肘を故障。4カ月のノースロー期間を経て、腕の位置をスリークオーターに下げて復活を期した。沖縄出身の左腕は「厳しい状況で投げて抑えられた。次につなげていけたら」と、笑顔で手応えを口にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス