「ソフトバンク３－２楽天」（１３日、藤崎台県営野球場）

　２番から助っ人３人を並べる超攻撃的打線を復活させたが、ここ一番で実らなかった。楽天は八回、島内の５号ソロ、ペゲーロの左前適時打で２点を奪い、２－３。なお１死一、三塁だったが、３番ウィーラー、４番アマダーが凡退し万事休す。梨田監督は「あそこで追いつくか追い越すかだったが追いつけなかった」と振り返った。

　火の国・熊本での２位ソフトバンクとの直接対決は惜敗。八回の好機で、６試合ぶりに４番に復帰したアマダーがフォークを引っ掛けて遊ゴロに倒れた場面を、池山チーフコーチは「フォークが頭にあったかどうかというところ。勝負負けしたかな」とため息を漏らした。

　２位ソフトバンクとのゲーム差は１・５に縮まった。だが指揮官に悲観する様子はない。「勝つに越したことはないが、粘り強い、いいゲームはできている」と気持ちを切り替えた。