西武・浅村 自己最多7打点!リーグトップタイ30打点

 「オリックス0-11西武」(12日、ほっともっと神戸)

 西武の主将・浅村のバットが“打ち出の小づち”と化した。五回無死一、三塁。西の変化球を捉えた打球は左翼席で大きく弾む3号3ラン。「全部1番と2番のおかげ」。連打でお膳立てした秋山と源田に感謝した。

 初回は先制の右犠飛。三回1死満塁では「チャンスだったので何とかしたかった」と中前2点適時打。五回は4月4日のオリックス戦以来、28試合ぶりの一発で3打席連続打点を挙げ自身3年ぶり1試合6打点。八回には1死二、三塁からの遊ゴロで自己最多7打点目を挙げ、同僚の中村と並ぶリーグトップタイの30打点とした。

 今季はオリックスに開幕から5連敗していた。これは前身の阪急時代に喫した1980年以来の屈辱。浅村も5連敗中は18打数2安打で打率・111。主将としてチームに貢献できていなかったが、一気にうっぷんを晴らして初勝利。勝率5割復帰は目前だ。

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