今永3被弾「自分の弱点」DeNA3度目挑戦も5割逃す

 「DeNA1-6広島」(29日、横浜スタジアム)

 マウンド上で顔をしかめた。DeNA・今永昇太投手(23)が6回2/3を投げ、3被弾で4失点。本拠地で屈辱の2敗目を喫し「早いカウントの直球を打ってきていた。狙ったボールをしっかり捉えられた」と、唇をかんだ。

 19日の広島戦では1安打完封勝利。だが、この日は相手の目の色が変わっていた。一回、先頭の田中に中前打され、菊池には右翼席へ2号2ランを被弾。いずれも初球直球を痛打され、2球で2点を失った。鈴木と新井にも直球を強振され、スタンドまで運ばれた。

 チームは3度目の挑戦だった5割復帰を、またも逃した。2年目の左腕は悔しさを押し殺し、「自分の弱点であるホームランを何とかしないと。(改善点は)ボールの質ですね」と課題を見つめた。

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