侍ジャパン強化委 新監督選定へ経験者からヒアリング
プロ、アマ合同で組織される日本野球協議会に属する侍ジャパン強化委員会が5日、都内で開かれた。20年の東京五輪を見据えた新監督選定を含めた代表強化態勢を固めるため、過去の五輪、WBCの監督経験者からのヒアリング実施を決めた。
同委員会の委員長を務めるNPBの井原敦事務局長は「過去のWBC、五輪の監督経験者から意見をうかがい、検討と継承の議論を深める」と説明した。
五輪は正式種目となった92年のバルセロナ五輪以降、WBCは06年第1回大会監督のソフトバンク・王貞治球団会長から小久保裕紀前監督までが対象。新監督候補には原辰徳氏、中畑清氏らの名前が挙がるが、井原事務局長は「支援態勢を固めないと監督就任の要請はできない」とし、強化態勢決定後に本格的な選定に入るとした。