選抜高校野球で珍判定 右翼手捕球時に負傷、転倒でタイム

 「選抜高校野球・2回戦、福井工大福井7-7高崎健康福祉大高崎」(26日、甲子園球場)

 珍しい判定があった。三回2死一、2塁。健大高崎・小野寺が右中間へ安打を放った。この打球を追った福井工大福井の右翼・吉田が捕球時に負傷して転倒。この時点で審判がタイムを宣告していたため、三塁を回っていた小野寺は三塁へ戻され、2死三塁でプレーが再開された。

 珍しいタイミングのボールデッドについて、高野連関係者は「公認野球規則(5・12b3)を適用して、突発事故でプレーが判断できないと判断したのと、審判4人が協議して審判の権限で決めた」と説明した。

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