史上初!2試合連続延長引き分け再試合 再試合2試合は大会第9日の28日に

 「選抜高校野球」(26日、甲子園)

 2回戦3試合が行われ、福岡大大濠-滋賀学園、高崎健康福祉大高崎-福井工大福井はともに延長十五回で引き分け、春夏通じて史上初となる2試合連続で延長十五回引き分け再試合となった。

 第2試合は2時間49分の投手戦。引き分け再試合は14年春の2回戦・広島新庄-桐生第一以来。高野連は第2試合終了後、再試合を第8日第4試合に組み込むことを発表していた。

 第3試合は雨が降る中、一進一退の展開が続いた。午後4時29分に照明が点灯され、3時間44分の熱戦となった。午前9時1分に第1試合が始まり、第3試合が終わったのは、約9時間半後の午後6時24分だった。

 第3試合終了後、高野連は再び日程の変更を発表。通常なら再試合は翌日に組み込むが、今回は第8日に予定通り3試合を行い、再試合2試合を第9日に組み込んだ。高野連の竹中事務局長は「4校を(すでに3試合が入っている)明日も続けて出すのはどうなのかという判断」と説明。これにより準々決勝翌日の休養日はなくなり、決勝は31日に行われる。

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