巨人が高木京と育成契約へ 23日にも復帰申請

 巨人は22日、昨年3月に野球賭博に関与したとして日本野球機構(NPB)から1年間の失格処分を受けた高木京介元投手(27)から復帰したいとの申し入れがあったと発表した。23日にも球団がコミッショナーに復帰申請し、認められれば育成契約する方針。NPBによれば、野球賭博に関与した選手の現役復帰は初めてのケースとなる。

 巨人の森田清司総務本部長は「自分が犯したことを悔やんで深く反省している。まずは原点から再スタートを切ってほしい」と説明。失格処分を受けた選手が復帰を希望する場合は、処分当時の所属球団に申請書を提出。球団が意見書を添えてコミッショナーの判断を仰ぎ、正当と判断されれば、当時の所属球団に限って復帰できる。

 野球賭博問題では2015年10月に巨人の元選手ら3人の関与が発覚し、翌月に無期失格処分を受けた。高木元投手は16年3月になってプロ野球の試合に賭けていたことが明らかになったが、関わり方やその後の対応が異なるとして1年間の失格処分となり、巨人から契約解除された。その後は復帰を目指して自主トレを続けていた。

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