現役引退を決めた元中日の川上憲伸投手(41)が19日、名古屋市内でテレビ番組に出演し「ユニホームを脱ぐ決意をした」と語った。
2015年9月に右肩を手術し、同年に中日を退団。その後は無所属のまま復帰を目指してリハビリとトレーニングを積んでいた。番組では「すっきりした。重い荷が下りた。でも寂しい」と率直な思いを吐露。引退理由は「WBCでの選手のガッツや投球を見て自信がなくなった」と説明した。今後はこれまで同様、野球評論家として活動する。
中日によると今のところ引退セレモニーなどの予定はないという。