オランダ・バンデンハーク侍斬り自信 12日先発「勝つと思う」
「WBC・2次リーグE組、日本-オランダ」(12日、東京ドーム)
侍の前に難敵が立ちふさがる。12日の日本代表戦に先発するオランダ代表のリック・バンデンハーク投手(31)=ソフトバンク=が11日、侍打線を封じる自信を見せた。
前日に韓国から来日したオランダ代表は、東京ドームで日本戦を前に公式練習。日本戦を託されたエース右腕は侍ジャパンを「バランスのいいチーム」と評しながら「勝つ自信?もちろん。われわれの目標だし、そのために練習してきた。勝つと思います」と宣言した。
バンデンハークは15年にソフトバンクに入団し、2年目の16年5月に初黒星を喫するまで、初登板から14連勝を飾り、プロ野球記録を50年ぶりに更新。侍ジャパンにとって、日本の野球を知り尽くし、そして結果を残した最大の難敵となる。
「さらに上に進めるように頑張りたい」と鼻息も荒い。米大リーグのスターやバレンティンを擁する強力打線。そして剛腕バンデンハーク。前回13年大会では日本に2戦2敗だったオランダだが、初優勝も狙える戦力を携え、リベンジに燃えている。