竜ゲレーロ弾!対外試合7戦4発 スマホ動画で対戦投手を研究

 「オープン戦、日本ハム1-5中日」(2日、札幌ドーム)

 悠々と上がった打球のその先に、開幕へと続く光り輝く道が見えた。中日新助っ人のアレックス・ゲレーロ内野手(30)が初回、オープン戦チーム初本塁打となる3ラン。この日の5得点中4打点を挙げ、「とても良かった。勝つことが重要だ」とうなずいた。

 開幕投手最有力候補の有原を、一振りで仕留めた。初回無死一、三塁のチャンス。「ストライクゾーンに来たら打とうと思っていた」と内角低めのフォークをすくい上げ、飛距離十分のアーチが左翼席中段に届いた。

 二回も6球目の甘いカットボールを逃さずレフト前へ。七回は1死一、三塁で中堅手を越えそうな強い犠牲フライを打ち「最低限の仕事」と振り返った。

 これで対外試合7戦4発。対日本球団は11打数7安打2本塁打9打点の打率6割強だ。とにかく日本投手の特徴を頭にたたきこむ。札幌移動時の空港では報道陣を逆取材し、「アリハラね」とスマートフォンで動画をチェック。2月は通信量30ギガバイトの上限を超過して速度制限がかかったため、3月は無制限のプランに変更した。

 オープン戦は残り16試合あるが、「今すぐ開幕してもいい」と言うほど絶好調。他球団を震え上がらせるゲレーロ旋風は、3月も収まりそうにない。

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