ハム大谷打者復帰3・14以降 キングカズの先発出場に刺激

 右足首痛により別メニュー調整を続けている日本ハム・大谷翔平投手(22)の実戦復帰が、早くても3月14日・DeNA戦以降になる見込みとなった。右足の状態は良くなっているが、札幌へ戻った後も慎重にリハビリメニューを進め、まずは打者として復帰する。

 キャンプ打ち上げから一夜明けた26日、大谷は名護で最後の練習を行った。室内練習場では、7割程度の力でランニングメニューを違和感なくこなしたが「特に(状態は)変わらないです。また帰ってしっかり調整したい」と話した。

 1軍はこの日、沖縄から札幌へ移動。28日から練習を再開するが、大谷も1軍に帯同する。栗山監督は「今後も(練習メニューは)状態を見ながらになる」との見通しを明かした。3月7日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)での実戦復帰についても「博多の試合に準備するのは無理。完璧に治してバックさせないことが大事」と、見切り発車はさせない方針。指揮官、球団トレーナーが練習内容を確認しながら調整を進めさせる。

 この日は昨年、対談した横浜FCのFW三浦知良(50)が松本戦で先発出場。「あの年でプレーしているのはすごい」と刺激を受けた。カズのように息の長い選手になるためにも、下地をしっかり整え復帰への道筋をつける。

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