「侍ジャパン練習試合、日本０－２ソフトバンク」（２５日、サンマリンスタジアム宮崎）

　工藤ホークスの強力投手陣が、侍ジャパンに痛烈なエールを送った。先発東浜を含めた６人の投手が被安打４の零封リレー。日の丸をつけて登板した武田、千賀を送り出しているソフトバンク・工藤監督は「（６人は）よく投げてくれた」とご満悦の表情だ。

　開幕ローテの有力候補に挙がる東浜は、初回に先頭の山田を見逃し三振。二回にはチームメートの松田と大野を２者連続三振に仕留めた。３回無失点の内容を「それなりにまとめることができた」と振り返った。

　森福の巨人移籍で空いた左のワンポイントの座を狙う飯田、嘉弥真、笠原も好投。「ジャパンの打者を相手にひるむことなく投げたが、満足せずに競争の中にいる意識でやってほしい」。試合後の工藤監督は手綱を締めた。