ヤクルト・小川まさか大乱調…3回8安打6失点

 「オープン戦、ヤクルト0-6ロッテ」(25日、浦添市民球場)

 ヤクルト先発の小川が3回8安打6失点の大乱調。初回、5番の鈴木に先制打を許すと、二回は2死一塁から、2番・高浜、3番・清田の連打で1点を追加された。さらに2死一、二塁で新外国人のパラデスに初球を右中間スタンドへ運ばれ、沖縄の燕党もガックリ。

 「入り方がまずかった」と振り返った右腕は、三回にも新外国人のダフィーに左中間ソロを浴び、意気消沈。「インコースに投げきれなかった。オープン戦開幕スタートを任され、こういう投球をしてしまった」と反省の弁を述べた。

 小川は17日のDeNAとの練習試合に3番手で登板。2回2安打1失点で「この時期にしてはしっかり腕が振れた」と手応えをつかんでいたが、伊藤投手コーチは「コントロールもそうだし、打者と勝負できていなかった」と厳しい評価だ。

 「どういう状況であろうと、試合を作らないといけないし、次に生かさないといけない」と前を向いた開幕投手最有力右腕が、失敗を糧に完全復活を期す。

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