日本ハム大谷ベーラン感触上々 キャンプ初スパイク履いて7割走

 「日本ハム春季キャンプ」(24日、名護)

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が24日、今キャンプで初めてスパイクを履いてのベースランニングを開始。右足首の痛みもなく、上々の感触を明かした。

 一塁ベースを踏み、二塁へスピードを緩めず3本走った。7割程度の力ながら「それなりに回ることができたのでよかった」と手応え。ベースを踏んだ際の右足にかかる負担についても「大丈夫です」と明るい表情で振り返った。

 今キャンプ中は一塁を回るまでの走塁に限定されるが、状態もよくなってきたことで、3月以降は強度を上げ、ベースランニングの距離を伸ばしていく。「オーバーランや走塁中の切り返しも含めて、実戦に入った時にしっかりできるように」と前を向いた。

 走塁後のフリー打撃では36スイングで7本の柵越え。140メートル級のスコアボード直撃弾を含む4連発を放った。野手実戦出場の時期について「早ければいいと思わない。再発しないのが一番」と慎重だが、階段を着実に上がっている。

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