オリックス・金子が“王様”シート打撃 投球と休憩繰り返す

 「オリックス春季キャンプ」(22日、宮崎)

 オリックス・金子千尋投手(33)が22日、“王様”シート打撃で初めて打者と対戦した。それはまさに金子による、金子のためだけの時間だった。

 エースの希望で設けられた練習。「打者と一緒だと雰囲気が出ない」と、一人ビジターユニホームでマウンドに上がった。打者4人に16球を投げると、すたすたとマウンドを降りる。そこから5分間の休憩。その間、守っている野手は仕方なくノックを繰り返し、打者はティー打撃。再びマウンドに戻ると今度は走者を置いて13球。そして休憩。最後は打者5人に18球を投げて終了。打者13人に3安打3奪三振。息詰まる緊張感たっぷりの時間は終わった。

 福良監督は「こういう形は見たことない。本人の希望だから。紅白戦でも良かった?ねぇ」と苦笑い。

 本人は「試合に近い形で投げたかった。紅白戦だと3球とか5球で終わることもあるから。走者を置いた練習もしたかったから」と満足げ。なにはともあれ、2年連続6度目の開幕投手に向け、順調のようだ。

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