ソフトバンク投手陣生存競争だ 工藤監督、若手に結果求める

 「ソフトバンク春季キャンプ」(10日、宮崎)

 ソフトバンクの工藤公康監督(53)が10日、投手陣のサバイバル本格化を宣言した。11日の第3クールから、A組(1軍)ではシート打撃が始まるが、B組(2軍)調整中のベテラン組も登板見込みで、A組の若手投手は生き残りをかけたアピールが必要となる。

 B組のベテラン投手陣について工藤監督は「彼らのコンディション次第で投げられますということなら、シートでも紅白戦でも投げてもらう」と第3クール以降、A組での登板機会があることを明かした。実績組が調整に問題がないことを示せば、チャンスが減少する若手はこれまで以上に結果が求められる。

 オープン戦などの登板機会も無限にあるわけではない。「当然、実績を残している人と若い人では同じではない。そういう中で(若手は)しっかりやらないといけない」。キャンプ2度目の休日となったこの日、工藤監督は懇親ゴルフコンペでスコア「82」のベストグロスを獲得。終始リラックスした表情でラウンドを楽しんだ指揮官だが、グラウンドを見つめるその目は、これまでになく厳しくなる。

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