大谷世界一カブス施設に感激 黙々筋トレ「新しくてすごい」

 「練習試合、日本ハム9-1KT」(8日、メサ)

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が8日(日本時間9日)、昨季、108年ぶりにワールドシリーズを制したカブスのキャンプ地、スローンパークで練習。世界一施設を体感し刺激を受けた。

 全てが新鮮だった。レスターやアリエッタらが世界一への下地を作った練習場。グラウンドでランニングやキャッチボール、2階建てのウエート場で黙々と筋力トレーニングに励んだ。14年に完成したばかりとあり「新しくてすごいなと思いました。(器具の)数もそうですし、大きさも作りも。すごくよかったと思います」と充実した練習ができたことを喜んだ。

 右足首痛も徐々に良くなっている。この日は実戦でのベースランニングを意識し、外野の中堅付近から一塁の近くまで、コーナーを曲がるようなランニングを7本行った。ランニングシューズを履いて7、8割の力で走ったが「いい方向にきてるんじゃないかと思います」と振り返った。

 室内練習場では今キャンプで初めてネットスローを行った。「ブルペンに入ったときにそれなりに上げていけるように準備はしておきたい」。打撃よりも遅れている投手調整も徐々にペースを上げてきた。この状態なら12日からの名護キャンプ中にブルペン入りの可能性も十分ありそうだ。

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