「DeNA春季キャンプ」(7日、宜野湾)
新外国人のフィル・クライン投手が今キャンプ2度目のブルペン入り。独特の調整法を披露した。まずは201センチの長身から直球、変化球を低めに集めて20球。すると投球練習をいったん、やめてブルペンのベンチに座って約10分間、“休憩”した。その後、投球を再開して29球投げ込んだ。
味方の攻撃時は、ベンチで休むケースが多い試合を想定してのこと。アメリカ時代から同じ調整を行ってきたクラインは、「ゲームで100球続けて投げることはないので」と説明した。開幕ローテ入りが濃厚な新助っ人は、まさに“実戦向き”の投手のようだ。