西武ドラ1今井離脱…右肩に強い張り、開幕ローテ絶望的

 「西武春季キャンプ」(3日、南郷)

 西武のドラフト1位、今井達也投手(18)=作新学院=が3日、右肩の強い張りのために春季キャンプを離脱することが決まった。練習後に帰京し、4日に東京都内の病院で検査を受ける。その後は高知でのB班(2軍)キャンプに合流。復帰時期は未定で、目標の開幕ローテ入りは絶望的となった。

 「自分では大丈夫と思っていた。こういう故障は経験がないので(右肩が)敏感に反応したんだと思う」。離脱第1号となった今井は悔しさを押し殺した。初日に約80人の報道陣の前でブルペン投球した際、右肩の張りを訴えた。2日に続き、この日もノースロー調整で様子を見たが、症状は回復しなかった。

 辻監督は「あれだけの注目があって、目に見えない力みがあったのだろう。肩がびっくりしたのかもしれない。とにかく無理はさせられない」と残念がった。「自分がブルペンで投げる姿を一日も早く、多くの人に見てほしい」と今井。いきなりの試練に強い覚悟で立ち向かう。

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