「おかわり2世」西武・山川が定位置獲りへ特守“おかわり”

 西武の山川穂高内野手(25)が25日、辻監督の“密着特守”を熱望した。主砲中村と同様に長打力が武器の「おかわり2世」は、一塁手として守備力向上が課題。「昨年の秋は監督に打球への入り方など助言をいただいた。春も歯を食いしばって特守をやる。監督に見てもらえたら」と指揮官が見守る前でのノックの“おかわり”を志願した。

 3年目の昨季は自己最多の49試合に出場したが、先発は39試合。「守り重視のオーダーなら先発を外され、スタメンでも終盤に守備固めを出されていた」と振り返る。

 この日は西武第二球場で汗を流した。山川が一塁で安定した成績を残せば、DH・メヒア、三塁・中村と重量級オーダーが完成する。攻めの姿勢を強く持ちながらも“守りに入る”ことで4年目の定位置獲得に挑む。

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