中日・若松球速アップに自信 宝刀チェンジアップ生かす
中日・若松駿太投手(21)が20日、打者の体感速度10キロアップの直球に自信を見せた。ナゴヤ球場での選手会合同自主トレで、今年初のブルペン入り。このオフに取り組んできた投球フォームの改良で、球持ちが格段に良くなったと実感した。
今季初のブルペンで21球。「目標は145キロくらいの真っすぐだと感じさせることですね」。昨季は疲労の蓄積もあって130キロ後半止まり。伝家の宝刀・チェンジアップを生かすためにも直球の球速アップを目指す。
フォームの改良に手応えを感じている。昨年12月に地元の福岡県久留米市での自主トレ中に知人の理学療法士から体が動く仕組みを学習。リリースの直前に反対の左肩を少しだけ下げたところ「よりスムーズに右腕が振れるようになったのは間違いないです」。さらなる進化で昨季の7勝を超える白星を狙う。