楽天・星野球団副会長「東京五輪にアマ選手を入れるべき」 大学野球監督会で講演

 楽天の星野仙一球団副会長が18日、横浜市内で行われた全日本大学野球連盟の監督会で特別講演を行った。

 「プロだとか、高校だとか、大学だとか、社会人だとか、そういう物の考え方をするなと。ただ、2文字の『野球』というもの考えていけば、プロアマの壁だとかそういうものも薄れてくる」と、競技人口が減少する球界の未来を案じた星野副会長。底辺拡大を図る上でも、五輪の野球競技にアマが出場する必要性を訴えた。

 「東京五輪の枠は25人?じゃあ、3人から5人はアマの優秀な選手を入れる。本当は学生・社会人が中心で、3人ぐらいのプロが絡む形が理想なんだけど。プロにはWBCがあるんだから、五輪はアマの最高の舞台にするべきだ」

 持論と前置きした上で、アマに大きな目標ができることは、球界全体の活性化につながると説明。「プロに入らなくても五輪に出られるチャンスがあるとなれば、ものすごく頑張ると思う。子供に、若者に夢を与えることが必要。チャレンジできる環境を作らないと。(五輪参加へ)アマから声をかけるべきじゃないか」と、熱く語った。

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