ソフトバンク・大隣 オープン戦開幕投手に名乗り 

 昨季1試合の登板に終わった大隣憲司投手(32)が、オープン戦の“開幕投手”に名乗りを上げた。17日、沖縄県うるま市内で自主トレを公開。プロ11年目の今季は巻き返しを期す左腕は、南国でこれまでにないハイピッチ調整を続けている。

 例年は1月20日前後にブルペン入りするが、今年は約1週間早い14日に立ち投げでのブルペン投球を開始。「自主トレに来て一番暖かい」と話したこの日は具志川野球場のマウンドに上がり、変化球を交えて30球。捕手の張本に力強い球を投げ込んだ。

 「与えられているポジションはない。勝ち取っていくしかない。オープン戦の開幕を狙うぐらいの気持ちでやる」。通常、オープン戦序盤の登板は1軍当落線上にいる若手投手がメーンとなるが、開幕ローテ入りへ向けて、スタートダッシュを決める覚悟だ。

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