中日・小笠原、沙保里魂で「強くなる」 著書愛読で感化
沙保里魂注入だ。中日・小笠原慎之介投手(19)が16日、女子レスリング・吉田沙保里(34)の著書「強く、潔く。夢を実現するために私が続けていること」を愛読していることを明かした。この日は、手術した左肘の検査のため愛知県内の病院へ。年明けのキャッチボール再開に向けた経過は良好だという。
「何回も『自分は弱い』と書いてあります。天才ではなくて、練習して、努力して強くなった、と。ボクも同じです。上手になるために、強くなるために練習してきました」
左肘のリハビリは順調で可動域も広がってる。年明けにもう一度検査をして、キャッチボール再開となる見込みだ。今季は2勝6敗で防御率3・36。野球界だけなく、同世代を引っ張るアスリートになるため、知識を蓄え、スキルを磨く。