楽天・松井裕3イニングOK!ツーシーム習得で球数減らす

 抑えとして来季3年目を迎える楽天・松井裕樹投手(21)が16日、七回から3イニングを投げる意気込みを明らかにした。実現のため球数を減らすことに重点を置く左腕は、今オフに一緒に自主トレを行うヤンキース・田中を師匠に、ツーシームを習得する方針だ。

 「七回からマウンドに上がることは、最近メジャーでもありますよね。相手打線の一番いいところにぶつけてとかあるかもしれないし、3イニングくらい投げる準備はしておきたい」。若き守護神は迷わず話した。克服すべき課題は球数。「2回で20球なら、もう1イニングいける。1イニング10球、できれば13球以内には抑えたい」と理想を描いた。

 今季は58試合に登板。そのうち1イニングを10球以下に抑えたのは3試合。奪三振がトレードマークの左腕だけに球数が増えがちだが、ツーシームで打たせて取る投球スタイルを身につける。

 マー君にはツーシームの握りから教わる。「3イニングは未知ですけど、チームの勝ちのために多くのイニングを投げたい」。進化した守護神を見せる。

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