ロッテ・根元が880万減の3520万円でサイン

 ロッテ・根元俊一内野手(33)は9日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、880万減の3520万円で更改した(金額は推定)。

 根元の表情には潔さが漂っていた。13年には123試合に出場したが、14年78試合、15年62試合、そして今季は48試合と若手の台頭もあり、出場試合数は減るばかりだ。

 「仕事をしていませんからね。納得してのサインです」と話し、こう続けた。「(来季は)目標としてレギュラーを獲るつもりでやる。まだ老け込む年齢ではない」。

 今季の成績は23安打で、そのうち2二塁打、2三塁打、2本塁打で打率・215、打点12だった。来季は復活を目指すシーズンとなる。根元といえば、反対方向への強い打球で知られているが、「それをもう一度取り戻したい。打ち損じをしない打撃です」と前を見据えた。

 今シーズン中にFA権を取得したが、宣言せずに残留した。球団からは、「野球への姿勢が真摯(しんし)で研究熱心。(チームが)苦しくなると救ってくれる選手だ」(林本部長)と高く評価されている。

 「ありがたい言葉をいただきました。なんとか(チームに)恩返しをしたい」と根元が力強く言い切った。

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