楽天の選手会長・銀次内野手（２８）が８日、球団に対し仙台市泉の２軍施設での練習をファンに見学開放するよう要望していることを明らかにした。大阪市内で行われた選手会定期大会に出席後、常に鈴なりのファンの前で汗を流している阪神を例に出し、熱い思いを吐露した。

　「阪神とか見ても、（キャンプ地の）宜野座に行ったら、いっぱいお客さんが入っていて、たくさんの視線の中で練習をやっている。見られることで、うまくなっていくものだと思う」。鳴尾浜の２軍施設や安芸での活況は１２球団随一だ。

　楽天では現在、２軍練習時は無観客だ。２軍公式戦は今季から泉で主催２２試合を行ったが、観客席のキャパシティーは１００人で「もっと増やすべき。僕だけでなく、みんな思っています」と訴えた。