巨人新守護神候補に超快速メジャーリーガー、マ軍カミネロ!大型補強もう一丁

 巨人が新守護神候補として、米大リーグ・マリナーズのアルキメデス・カミネロ投手(29)の獲得を目指していることが8日、分かった。メジャー通算149試合登板の実績があり、最速163キロを誇る超快速右腕。覇権奪回へリリーフ陣に厚みを持たせ、今オフの大型補強を締めくくる。

 由伸巨人の補強攻勢が止まらない。ここまでFA、トレードを中心に日本球界で実績豊富な新戦力を続々と獲得。次なる“獲物”として、バリバリのメジャーリーガーを射程圏に捉えた。複数のクローザー候補から、ドミニカ共和国出身の快速右腕・カミネロを最有力候補に絞り込んだ。

 カミネロは今季パイレーツとマリナーズで計57試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率3・56。昨季はパイレーツで73試合に登板し、5勝1敗、防御率3・62の成績を残した。制球に多少の難はあるものの、身長193センチから投げ下ろす最速163キロの直球は魅力十分。カットボール、スプリット、カーブで打者のタイミングを外し、イニングとほぼ同数の奪三振をマーク。絶対的な守護神になる可能性を秘めている。

 今季の巨人は沢村が抑えを務め、6勝4敗37セーブ、防御率2・66で最多セーブのタイトルを獲得。ただ終盤は勝負どころでの救援失敗が目立ち、安定感を欠いた。マシソンは健在だが、リリーフ陣を盤石にする狙いから、球団はさらなる補強に着手した。

 今オフは日本ハムから吉川光、元楽天のマギーが加入。FA市場ではDeNAから山口俊、ソフトバンクから森福の2投手を獲得した。日本ハム・陽岱鋼の入団も決定的だ。堤GMが「来年は優勝しなくてはいけない」と語り、推し進めてきた補強策。新守護神候補の獲得で、ついにフィナーレを迎える。

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