大谷は「米国の野球を変える可能性を持つ」 MLBのWミーティングで話題沸騰

メジャーから注目を集める大谷
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 米大リーグの球団関係者らが一堂に会するウインターミーティングが5日(日本時間6日)、ワシントン近郊のホテルで4日間の日程で始まった。初日の関心を集めたのは、来オフ以降にポスティングシステムでのメジャー移籍が容認された日本ハム・大谷翔平投手(22)。多くのメジャー関係者が、世界最高峰での二刀流誕生を心待ちにした。

 誰もがメジャーリーガー「OHTANI」を想像した。日本から届いた大谷の大リーグ移籍容認の一報。

 「メジャーでは長らく存在しなかった本物の二刀流が誕生するかもしれない。彼を獲得できた球団はハッピーだね」

 そう話したのは、フィリーズのマクラーレン・コーチだ。日本ハムが1月にアリゾナ州ピオリアで張ったキャンプを視察。「彼の才能は無限大だ」と言い切った。

 22歳の若者にほれ込んでいるのは一人ではない。カブスのスカウトを務める元日本ハムのセギノール氏は「米国の野球を変える可能性を持つ日本人最高の選手」と絶賛。プロ入り前の大谷の獲得に動いたドジャースのロバーツ監督は「“その日”が実現すれば、みんな興奮するだろうね。来年もう一度、日本一になってぜひメジャーへ」と来オフの移籍を待ち望んだ。

 投と打の両立も話題になった。タイガースなどで監督経験のあるリーランド氏は「毎試合出場は難しいし、そこは慎重にならんとな。月曜に先発し、水、木あたりでDH、金曜にまた先発。そうなればみんな喜ぶだろうな」と起用法を披露した。

 メジャー移籍時の契約の総額は250億円以上との声もある。ジャイアンツのエバンスGMは「最終的には分からないが、獲得に向けて準備はする。どの球団にとっても契約内容の見極めは大変な作業になるだろう」とニヤリと笑った。日本が誇る二刀流の話題は、尽きることがなかった。

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