【一問一答】日本ハム・大谷、増額分は「WBCボールでも」
日本ハム・大谷翔平投手(22)が5日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7000万増の2億7000万円で更改した(金額はいずれも推定)。大谷は来季がプロ5年目となるが、プロ5年目選手の年俸では、日本ハム・ダルビッシュに並び、高卒選手では最高となる。
更改後の会見の一問一答は以下の通り。
-高卒5年目の2億7000万円到達はダルビッシュ有投手と同じペース。
「自分がそれだけの額をもらえるのにふさわしいかどうかは別として、そういう方と同じ金額までこられたというのはすごくうれしい」
-チームでは2番目の高年俸となった。
「それだけの活躍ができたかどうかは分からないですけど、金額についても納得してサインをさせていただいた」
-増額分の使い道は。
「WBCのボール(公認球)でも。ボールが2ダースしかないので、ネットスロー、ティーバッティングができるくらいに」
-球団とは将来的なメジャー挑戦の話はした。
「(将来の挑戦の)可能性についても話もしていただきましたし、自分の意思を尊重してくれるという話もしていただいたので、そこに関しては球団と話はしましたので」
-自分から切り出した。
「球団の方から話をしてもらって、僕なりの気持ちというか、話をさせていただいた。そこについての話も結構したかなと思います」
-今年1年を振り返って。
「結果的に最後、最高の形で終われたのでそこに関しては満足している。個人的にはもうちょっとできたんじゃないかなという、もっともっとやらなきゃいけないところもはっきりしてきた。それを消化して、自信を持って来シーズンに臨めるようにしたい」