西武 おかわり君にもバント!早くも「打倒大谷」橋上C“聖域”設けない

 西武が早くも打倒・大谷に動きだした。橋上秀樹1軍野手総合コーチ(51)が26日、中村ら中軸にもバントなどの小技を求めることを明言した。来季開幕戦に登板する可能性のある日本ハム・大谷をチーム一丸で倒す。

 埼玉・駿河台大で講演した橋上コーチは「辻監督は主力も例外は設けず、つなぐところはつなぐ構想がある。今までのようにフリーで打たせることはない」と強調。過去8年は犠打がない中村、メヒア、浅村にも“聖域”は設けない方針だ。

 今季は大谷に2勝1敗と勝ち越したが、リーグ優勝を決められた9月28日の対戦では15三振を奪われ、1安打完封される屈辱を味わった。それだけに、最速165キロの剛腕をシーズン初対戦で攻略できれば、チームに大きな弾みがつく。

 今季の80犠打はリーグ唯一の2桁。178犠打でトップだった日本ハムの半分以下だった。橋上コーチは「辻監督が個々の能力を把握できるよう準備していく」とも話し、新監督をデータや作戦面でサポートしていく。

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