広島ドラ1慶大・加藤拓12K 大台乗った通算301奪三振
「東京六大学野球、慶大3-1早大」(29日、神宮球場)
慶大が3-1で早大に先勝した。広島からドラフト1位指名を受けた加藤拓也投手(4年・慶応)が被安打3で完投し、今季5勝目、通算25勝目を挙げた。リーグ史上16人目の通算300奪三振も達成した。
加藤拓が12三振を奪って通算301奪三振とし、リーグ史上16人目の大台に到達した。広島から1位指名を受けた右腕は八回、日本ハム2位の早大・石井をスライダーで見逃し三振に仕留めて達成。「意識してなかった。勝つことしか考えてなかった」と涼しい顔だった。7四球も要所を締めて1失点完投。「(四球を出しても)次の打者を抑えることを意識した結果。今季で一番安定していたかな」と胸を張った。