西武・森は本職の捕手に専念 辻新監督が明言「捕手のみで練習させる」
来季4年目を迎える西武・森友哉捕手(21)が今秋から“本職”の捕手に専念する。28日に辻発彦新監督(58)が「森は捕手と思っている。今後も捕手のみで練習させる」と方針を明確にした。
卓越した打力を持つため、今季スタメンも右翼の43試合が最多で、捕手はDHと並ぶ22試合。ただ、シーズン終盤は来季以降を見据えてマスクをかぶる機会が増えた。先発出場時の打率も3ポジションで捕手が一番高い・349と、首脳陣は攻守を“両立”可能とみているようだ。
正捕手には炭谷が健在だが、森は「終盤はマスクをかぶらせてもらい、打撃も納得できる部分もあった。炭谷さんに追いつけ、追い越せでいきたい」。就任時に辻監督がキーマンに指名した男が、本格的に「強打の捕手」修業に挑む。