栗山監督、劇的勝利に涙「みんなの思いが遥輝に乗り移った」

 「日本シリーズ・第5戦、日本ハム5-1広島」(27日、札幌ドーム)

 同点の九回2死満塁から、日本ハム・西川遥輝内野手(24)が、右越えにサヨナラ満塁本塁打。敵地での連敗から本拠地で3連勝を飾り、10年ぶりの日本一に王手をかけた。

 目は潤んでいた。大歓声を背に受けた、勝利監督インタビュー。栗山英樹監督(55)は「感動しました。みんなの思いが遥輝に乗り移った感じ。よかった」と劇的なサヨナラのシーンを振り返った。

 札幌ドームでの16年最終戦。「今年を象徴するようなゲーム。入りが悪い中、みんなが最後まで粘った」と言う。1点を先制された。耐えてしのいで勝利をたぐり寄せた。

 今季は最大11.5ゲーム差からの逆転V。日本シリーズでも2連敗から、2試合のサヨナラ勝ちを含む3戦連続逆転勝ち。“逆転の日本ハム”が王手をかけた。

 あと1つ。「プレッシャーがかかる中、何ができるかが問われる。1、2戦はできなかったわれわれの野球をやる」。涙をにじませた目で、頂点を見据えた。

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