「日本シリーズ・第２戦、広島－日本ハム」（２３日、マツダスタジアム）

　日本ハム・大谷翔平投手が九回、１死一、二塁で代打で出場し、空振り三振に倒れた。

　１－５で迎えた九回、先頭の中田がしぶとく右前に運ぶと、続くレアードも安打で出塁。一、二塁の時点で大谷がネクストバッターズサークルに入ると、それだけでスタジアムの観衆がどよめいた。

　代打で大谷の名前がコールされるとスタジアムは盛り上がった。広島ファンもスマートフォンで大谷の姿をこぞって撮影し、人気の高さをうかがわせた。

　変化球でストライク、ファウルとボールを挟み、１ボール２ストライクからの４球目、広島の守護神・中崎が投じた１４２ロのストレートにバットは空を切った。