大阪桐蔭コールド大勝 1年生・中川が3安打3打点の大暴れ
「秋季高校野球近畿大会・1回戦、大阪桐蔭7-0龍谷大平安」(22日、紀三井寺球場)
3年連続のセンバツ出場を目指す大阪桐蔭が龍谷大平安を七回コールドで圧倒。主将の福井章吾内野手(2年)に代わって抜てきされた中川卓也内野手(1年)が、一発を含む3安打3打点の大暴れで打線をけん引した。
力強いスイングはとても1年生とは思えなかった。痛烈に一、二塁間を破る打球、そしてバックスクリーン右へ放り込んだ3ラン。3安打がすべて得点に絡み「いい結果になって良かった」と笑みを浮かべる。
兄・優さん(現大体大)は八戸学院光星でエースとして、昨年のセンバツ2回戦で大阪桐蔭と対戦。その試合を観戦した中川は「まさか相手のチームに行くとはその時、思わなかった」と言う。8月に右足中指の疲労骨折で離脱したが急ピッチで調整。鮮やかに公式戦デビューを飾った。