楽天2位の創価大・池田、チームメートの田中に「いずれは勝ちたい」

 「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)

 楽天に2位指名された創価大・池田隆英投手(22)は「指名していただけるか不安だった。これは通過点」と、安ど感をにじませた。楽天の指名は予想外だったといい、則本、松井裕らの名前を挙げ「若い。それしかイメージがないです」と苦笑した。

 創価高3年時に右膝前十字じん帯を断裂。手術を受け、大学入学後1年間はリハビリに費やした。「歩けるかな、から始まったので。しんどかったですね」と振り返る。苦難の日々を乗り越えてのプロ入りに「手の届かない場所だと思っていた」と、感慨をにじませた。

 最速151キロの伸びのある直球に加え、スライダーやフォークなど変化球の制球にも優れた右腕。対戦してみたい打者には、高校2年時に東京都選抜でチームメートだった広島・鈴木誠也を挙げた。

 高校から7年間、苦楽をともにしてきた田中は1位で5球団が競合し、ソフトバンクが交渉権を獲得。同じパ・リーグに身を置くことになった。「ここまで来られたのも、田中正義のおかげ。お手本として、常に刺激を受ける存在だった」と感謝した池田。これからは文字通りのライバルとなる親友を横目に「今の力じゃ負けてしまう。力をつけていずれは勝ちたい」と、力強く宣言した。

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