巨人1位は田中正義!12年菅野以来の公表 堤GM「競合しても獲りたい」

 「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)

 巨人が19日、ドラフト会議で創価大・田中正義投手を1位指名することを決め、公表した。東京・大手町の球団事務所で行われたスカウト会議後、堤GMが「田中投手でいきます。競合しても獲りたい」と語った。

 逃げも隠れもせず、直球勝負を選んだ。田中の決め手について、堤GMは「投手として、野球選手として力がある」と説明。高橋監督には電話で報告し、了承されたという。

 悩み抜いた末の決断だった。田中は昨年から“本命視”されていたが、4月に右肩痛を発症したことで状況が変化。18日のスカウト会議では桜美林大・佐々木、明大・柳も1位候補に挙がっていた。「3人の中でどうしようか、(スカウト陣と)メリットとデメリットの話をした」。最終的にはポテンシャルの高い田中が、2投手の評価を上回った。

 巨人が1位指名選手を公表するのは、12年の菅野以来。堤GMは「うちのチームに必要になる1番の投手。勝負をして引き当てられたらいい」と言葉に力を込めた。

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