ロッテCS敗退 伊東監督ショック…続投要請も「どうなるか分からない」

 「パCSファーストS・第2戦、ソフトバンク4-1ロッテ」(9日、ヤフオクドーム)

 ロッテのCSファイナルS進出の道は断たれた。「敗軍の将」の言葉は潔かった。

 「完全に打者の力負けです。攻略の糸口を見つけられなかった。強い、勝てるチームを作れなかった。僕の責任です」

 一回に清田の2試合連続先頭打者弾が飛び出した。だが、二回以降はソフトバンク投手陣の前に凡打の山を築き、8個の「0」が並んだ。過去4度出場したファーストSは全て突破していたが、屈辱の2連敗だ。

 球団は既に伊東勤監督に続投を要請している。しかし「どうなるか分からない。(来年)仕返ししてやる、とこの段階では言えない。自分の中で整理がついていない」と同監督。敗退ショックの大きさが浮き彫りとなった。

 山室晋也球団社長は「続投の方針は変わりません」と明言。チームを31年ぶりに2年連続Aクラスへと導いた指揮官に、全幅の信頼を置く。去就に関して近日中に会談が行われる。

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