楽天・栗原内野手が引退会見 晴れやかに「悔いはない」

 今季限りで現役を引退する楽天の栗原健太内野手が1日、コボスタ宮城で記者会見し「1軍の戦力になれなかったことで引き際かなと思った。精いっぱいやってきたので悔いはない」と晴れやかな表情で語った。

 日大山形高から2000年にドラフト3位で広島に入団し、通算153本塁打をマーク。ここ3年は故障の影響で出番がなかったが「どんな時も野球が頭にあった。真剣に野球と向き合えたのは良かった」と振り返った。

 今季は、昨季まで16年間在籍した広島が25年ぶりにセ・リーグを制した。優勝とは無縁だった大砲は「その中に自分もいられなかったのは残念だが、うれしかった」と喜んだ。

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